1986-11-18 第107回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
○参考人(勝部欣一君) 食管の機能の中で何が一番消費者の側から必要かという点は、先ほど申しました中ではやっぱり騰貴を抑えるということが一番で、昔、米騒動を初めとして、農民が悪くなくて中間商人が悪くて結局えらい騒動が起きたという歴史がございます。これはやっぱり何としても抑えなきゃならぬ、そのための備蓄。これも四年前に、端境期に十万トンしか政府米がなくてそれでもう大変苦労したことがあります。
○参考人(勝部欣一君) 食管の機能の中で何が一番消費者の側から必要かという点は、先ほど申しました中ではやっぱり騰貴を抑えるということが一番で、昔、米騒動を初めとして、農民が悪くなくて中間商人が悪くて結局えらい騒動が起きたという歴史がございます。これはやっぱり何としても抑えなきゃならぬ、そのための備蓄。これも四年前に、端境期に十万トンしか政府米がなくてそれでもう大変苦労したことがあります。
そこで、博労でございますが、通称博労は、大体六十頭の牛に対して一人、農家にすれば四十五戸に対して一人の博労が現在はおるというように、実態は上下があると思いますが、平均して、そのように言われておりますが、いま局長が、流通機構を近代化しましてそのような流通段階も簡素化したと仰せられますが、もちろん、食肉の流通機構を合理化するためには、このような中間商人をなくしていかなければならない、そして、いまさっきから
そうした施策を加えてまいりまして、卸・小売りの近代化をやってまいって、それによりまして、零細企業でございます小売り業者が、中間商人としての機能を確実に行ないますと同時に、その生計を十分に確保していくように考えてまいりませんと、いたずらに零細企業をいじめることになってもいかぬと思います。
そのためには、できるだけ公営市場を増設することであるし、その運営にあたりましては、生産者に対しては再生産を確保する、消費者に対しては安価に供給する、中間商人には一定の利潤を守る、この相反発する三要素をどう調整するかということが一つの課題であろうと思います。
したがいまして、しいて申せば、これらの零細な中間商人、取扱業者というようなものに対して、従来通産関係といわず農林関係といわず、両方の谷間にあったような格好にありますので、むしろ私はここらのところに十分調査をして、そして合理的な取引を推進して参りたい。
○国務大臣(高碕達之助君) ただいま御指摘のごとく、われわれの手取りの金額に比較いたしましてアメリカのハイヤー、中間商人が取っておる利益は非常に多いというものもありまするし、または、その他の問題といたしまして品質を必ずしも非常に高級品にしない方がかえって売れるというふうなものもあるわけでありますが、そういうふうな点につきましてはシエトロを各地方に置いておりまして検討を加えさしておるわけであります。
知りませんけれども、そういうところに、人が不足ならば、そういうことができるような、少くとも賠償を払っていかなければならぬという国は一国や二国ではないわけですから、そういうところの外交機関の人的配置の増強等をはかって、もう少し念を入れれば、そういう専門の、船舶というのはかなり大きいのですから、船舶関係の専門の者を日本の外交機関に配置する等の方法を考えて、絶えず情報をキャッチして、そうして中間商人の入り
すなわち、わが国の輸出業者同士の間の、これはもちろん海外における輸入業者も、また同時に競争でもあるんですが、日本の輸出業者同士の激しい競争のために、価格がずるずると下落をする、そのために外国の輸入商その他の中間商人が損失をこうむりましたりいたしまして、しりごみをする。
○石井説明員 まくら木につきましては、二十九年度、三十年度に中間商人の問題がございましたが、御承知だと思いますが、まくら木は一年に五百万丁というものを全国から調達いたしております。従って相手も百五十四社ぐらいになっております。
これにはもちろんかつぎ屋という中間商人が入っておりまして、それにもうけられておって、農家としてはそんなにもうかっておりはせぬ。また消費者の方においても、現実にあなた方おわかりの通り、消費地は基本配給は内地米でわずかに三日か四日でしょう。多いところで五日です。それに希望配給、いわゆる準内地米を五日か六日間やって、あとは希望配給で十日分やっていますか、合計で二十日ぐらいやっていますか。
これは、中小炭鉱の販売機構が直接大口需要に結びつきが薄いので、中間商人にマージンを搾取されているからであります。従って、標準価格を一応設定いたしましても、中間商人の手に握られている中小炭の価格は、必ずこの標準価格の裏をかいて価格潰乱を行うことであろうと思うのであります。
その間に運送業者が介在いたしまするが、いわゆる中間商人というものはそれほど介在してないようでございます。そこで今お話のような国鉄等の場合のように、大手と中小とどういうふうに行くかという点につきましては、できるだけ中小のほうにも面倒を見るようにということは運輸大臣のほうにおいても考えておるようでございます。
われわれといたしましては、そんな中間商人的なことで韓国と貿易をやつておるわけではありません。この点は、実際上は十分理解があるものと考えておりまして、この発言に対しては、これをしいていろいろとりあつて議論するよりも、実際上貿易の増進がお互いの国の利益になるということを実地に示すように努力をいたしたい、こう思つております。
それからさつきの運賃諸掛あるいは中間商人の口銭、保険料等々何も書いてないということになるわけであります。そういうことになりますので、こういう計算の仕方では損失が五億七千百万円というふうに出ておりますけれども、少くとも買入れ支払い代命から売払い代金の差引だけでも二十七年度において二億三百余万円、それから二十八年度におきまして六億四千余万円、こういう計算になるのであります。
少くとも今までの無家畜農家解消運動は、農民に利益を与える前に、まず中間商人に大きな利益を与えたということは、事実だろうと思います。 それから凍霜害あるいは今回の風水害でございますが、これはやはり政府、資金の救済的な支出がなければ、ただ営農資金の融資だけでは、問題は解決しない。
米の自由販売についての一つの大きな問題と見られるのは、やはり米の中間商人といいますか、こういう連中が思惑をやつて、そうしてかつての米穀取引所が一番典型でございますが、生産農民の利益から離れて、あるいは消費者の利益から離れて米の値段が非常に左右されたという忌まわしい事実をわれわれは思い起すのでごごいますが、私はそういうことが相当り実は有力な原因の一つをなしておるりではなかろうかと思うのであります。
経過を考えてみますと、一番初め、大体昭和の初頭ごろまでは各市場に小さな生繭市場というものがありましたり、あるいは繭の仲買い商人というものがおりまして農家から繭を買いましてこれを製糸家に売つておる、しかもその商人は繭を安く買つて製糸家の方に不当に高く売るというようなことがありましたので、製糸の方の基礎がだんだん確立して参りますと、大体昭和の初頭ごろから中ごろまでの間には、今度は製糸家の方でそういう中間商人
中間商人の手に一応相当のストックを持たしめなければ仕事にならぬ場合があります。これはさつき渡辺さんの言つておられた鉄の場合と同じようになる。金融が逼迫した場合に、その人の信用では金融ができなかつた場合にこの品物を売るのです。いわゆる国内における同業者間ダンピングです。
それで原さんが満足されるかどうか、そういうことならそこへ入れなくてもいいとおつしやるかどうかについては、私もやや疑念を持つている点は、第八条の事業者団体は「一定の取引分野における競争を実質的に制限」してはいけないという規定がありますから、そういう場合の実情はおそらく生産者が、自分の商品で中間商人に行つておる、問屋に行つておるものを相当買い上げなければならぬ場合のことをおつしやつていると思います。
しかしだからといつて、香港なりシンガポールの中間商人が特にもうけたことを非難するにも当らないのではないか。香港にしてもシンガポールにしても中継港でありまして、昔からもそういうことはかなり行われたことであります。
そうしてみるならば、その間に中間商人を動かして、そうして彼らに与える利益もこれは少からざるものがあつたろうと思いますが、それよりも今のインドネシアにある程度のポンド建を認めさえすれば、インドネシアと日本との間に直結ができる、そういう方法が当然あるわけである。
今回の交渉の対象になつていないようでありますが、おそらくこんな非常識なことはなかろうと私は思うのであつて、新聞が落したと心得るのでありまするが、水産物の支那貿易なるものは、最近においては中共と直接の取引ができないから広東、シンガポール等イギリス領までわざわざ全部日本の水産物を持つて行つて、あそこから支那全体に配給をするというような非常な迂遠なことをやつて、莫大の荷づくり費、運賃等を支拂い、またその中間商人